以前、タガログ語学習におすすめの書籍を紹介しましたが、今回はこの中から単語・文法・会話を総合的に学習するのにオススメの本「TAGALOG FOR BEGINNERS」をピックアップして、もう少し詳しく紹介していきます。
「TAGALOG FOR BEGINNERS」ってどんな本?
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「TAGALOG FOR BEGINNERS」はタイトルの通り、タガログ語の初級者向けに書かれた本で、自己紹介や挨拶から始まり、徐々にレベルが上がって行きます。全32課から構成されていて、各課で単語や文法、会話などを総合的に学ぶことができます。
日本で売っているタガログ語書籍よりも練習問題や例文もたくさんあり、かなりコストパフォーマンスがいいです。
この本は全て英語とタガログ語で書かれているので、英語が理解できる人を対象としています。
「TAGALOG FOR BEGINNERS」の内容
各課の構成ですが次のようになっています。
- 会話
- 単語 / 表現 / 例文の紹介
- 活動
- QA
- 文法説明
- 文化ノート
- リーディング
⑤の「文法説明」の後に、もう一つ会話、活動、単語などがありますが、省略しています。
いかがでしょうか。
課の構成を見てもらえればわかる通り、1課にかなりたくさん詰め込まれていることがわかりますね。
それでは、もう少し中身について見て行きましょう。
下の写真は第1課の最初のページになります。
まず、タガログ語のダイアログ(会話)があり、その後に単語や表現、例文などが紹介されています。
単語や例文の確認が終わると、次は「活動」です。
第1課では、自己紹介として名前や職業を言う練習をします。
活動が終わったら、Q&Aの問題がありますので、会話文を見て、Qに入る言葉やAに入る言葉を記入します。
それから、文法説明、フィリピンの文化紹介、リーディング問題という流れになっています。
口コミ
タイトル:例文、練習問題が豊富
厚さが2.5センチ程あり、かなり分厚い。Lesson32まで。各レッスンで取り上げられるダイアローグは、いわゆる旅行会話程度の簡単なものであるが、例文、練習問題が豊富である。タガログ語学習の最難関、複雑な動詞の活用ついての説明も十分なされている。語学の教科書としてスタンダードな構成、内容。日本語で書かれたタガログ語入門書には案外こういうオーソドックスなスタイルの学習書は少ないのではないか。巻末のグロサリーには約1,200語が掲載されている。ということは中学英語のレベルまでカバーされていると考えて差し支えなさそう(中学で習う英単語が1,000〜1,500語らしいので)。MP3のCD付。
タイトル:Not really good for beginners
I have read the first three lessions. As I read other books before, I know some of the grammers so I could understand them. However, for real beginners, it needs to have more details to assist them to learn easier. And have a typing error.
最後に
今回は「TAGALOG FOR BEGINNERS」て紹介しました。
初級者向けに作られていますが、第1課からボリュームが多く、内容も少し難しいので、いきなりこの本から始めると難しいかもしれません。
そのため、私の個人的な意見としては会話帳や単語帳である程度勉強してから、この本を使い始めた方がいいと思います。
ただ、この本は例文が他の本よりもたくさんあるので、スキルアップのための補助教材として使うとかなり役に立つと思います。
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