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タガログ語のパロパロ(パルパロ)の本当の意味は?フィリピンでは通じませんよ

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タガログ語を知らない人でも「パロパロ(パルパロ)」という単語は聞いたことがあるという人はいるかもしれません。

日本人の間では、これは「浮気者」という意味で捉えている人が多いですが、実は違います。

フィリピンで「君はパロパロ」と言っても「はっ?」と言われてしまうのがオチでしょう。

そこで、この記事では「パロパロ」の本当の意味は何なのか、どうして日本では間違った意味が浸透したのかについて紹介していきます。

パロパロの本当の意味は?

パロパロ(パルパロ)はタガログ語で、paru-paroと表記します。

意味は「浮気者」ではなく「蝶々(チョウチョ)」を意味します。

なので、日本で浸透している意味とは全く異なるものを指すことになるわけです。

では、どうして「浮気者」という意味が浸透したのでしょうか。

浮気者という意味が浸透した理由

浮気者という意味が浸透した理由は日本のフィリピンパブで働くフィリピン人によるものとされています。

彼女たちが働くパブにやって来る日本人客に対して「他のお客さんのところに行かないでね」という表現を「パロパロしないでね」と言っていたことがきっかけで、それが日本人の耳に留まり各地に広まったようです。

どうして、パロパロなのかというと、蝶々は蜜を求めて花から別の花へ飛んでいきますよね

つまりその様子を「他のお客さんのところや別の店へ行ってしまう人」に例えて「パロパロしないで」と言ったということです。

まとめ

今回は日本人の多くが知っているタガログ語「パロパロ」の本当の意味を紹介しました。

フィリピンでは「浮気者」という意味がないので、間違ってパロパロと言ってしまわないように注意しましょう。

パロパロに関するまとめ
  • タガログ語では蝶々を意味する。
  • 別のところへ行ってしまう客を蝶々に例えて使っていたところ、それが日本各地に広まった。

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