最近は目にする機会は減りましたが、一時期「naol」という言葉がよくSNSのコメントなどで使われていました。
naolとは?
「naol」は、フィリピンのインターネットスラングで、「sana all」というフレーズを短縮したものです。
「sana」はタガログ語で、「希望する」「願う」という意味で、英語だと「hope」や「wish」に該当します。
「all」はそのまま「全て」を意味する英語なので、「sana all」は「I wish everyone」や「I hope everyone」という意味になります。
日本語に訳すと、「みんなが、そうなりますように」という願いを込めた意味になりますが、実際は「いいなあ」とか「羨ましい」といったニュアンスが近いです。
例えば、誰かが新しい車を買ったり、良い仕事を得たりしたときに、「naol」とコメントすると、「うらやましい!私もそうなりたい」という意味合いが含まれています。